CG
(Computer Graphics) |
コンピューターを使用し、画像、動画を作り出すことで実際には得られない特殊効果が得られる。テレビ番組のタイトルや映画などに盛んに使われる。 |
CD(Compact disc) |
コンパクト・ディスク。オランダのフィリップ社が開発した大容量記録メディア。最初は音楽専用(Compact Disc Digital Audio)として登場したが、わずか12・のディスク片面に540Mbの容量を持っているためにコンピューター用の記録メディアとしても利用されるようになった。読みだし専用のCD-ROMやCDV、CD-・、書き換えが可能なCD-R、CD-E、CD-MOなど様々な製品があり、それぞれに規格が定められている。元が音楽用であるために読み込み速度が遅い欠点があるが、倍速ドライブが開発され改良が進んでいる。 |
CD-ROM |
Compact Disk Read Only Memoryの略。コンパクトディスクをメディアにした記憶装置。12・のディスクに約600MBの情報を蓄えられる。ROMなのでユーザーがデータを書き込むことはできない。 |
CD-R0M Writer |
CD-ROMの規格を拡張した書き込み可能なディスクに、データを書き込む装置。 |
仕上がり線 |
印刷物を仕上げ断ちするための仮想線。通常、製版線より3・内側に設定される。レイアウトでは、実線で指示されるが、版下上で仕上がり線を引かれることはない。印刷物の四隅におかれた角トンボの内側の線が仕上がり寸法を示す役割を持っている。 |
シアン(Cyan) |
プロセスインキの藍(藍)。藍版。C版。 |
私製郵便物規格 |
私製郵便物について寸法などの一般的規格がある。寸法規格は、通常はがき:90〜107・(短)×140〜150・(長)。往復はがき:140〜150・×180〜214・。封筒:90〜120×140〜235・。となっており、郵便番号記入枠や承認番号など細かい規程がある。 |
指定紙 |
写真・図版・文字組などが入る位置・大きさ・トリミングなどを指示したもの。レイアウト。版型・文字の大きさ・書体・字詰め・行数・行送り・ノンブル・罫線の種類、さらに製版の指定など、印刷のための基本となるあらゆる情報が盛り込まれている。 |
シノゴ(4×5) |
4×5インチ(約10・×12.5・)サイズのカメラフィルム。カタログなどのメーン写真用に撮影するならば、このサイズで撮ることが望ましい。 |
四分 |
全角の四分の一を意味する。四分アキなどと使われる。 |
シャープネス(機能) |
スキャナーの持ち機能のひとつで、印刷物にした時失われる原稿の階調性を回復させるために使われる。光学的(USM)や電気的(ピーキング効果・クリスプニング効果)な処理方法を使って、人間の目の特性に合ったディティール強調を行い、見かけのコントラストを強調しようとするもの。 |
写真植字 |
略して写植とも言う。ネガ状になっている文字盤から必要な文字を選択し、光学的に印画紙に焼き付けて印字し、文字組版を行なうシステム。レンズを使って文字の拡大・縮小・変形が出来る。1925年、文字の大きさの単位は級とし、1級=0.25・。メーカーとして、写研・モリサワ・リョウビがある。90年代初期まで組版の主流として活躍していた写植だが、現在は電算植字のサポートとして利用されている。 |
写真版 |
狭義には写真凸版を指す。銅版・亜鉛版を腐食させて、濃淡を網点の大小に変えて表現した凸版。広義にはグラビア・オフセット印刷の写真の版をも言う。 |
斜線 |
記述記号の区切り符(/)。全角・二分・三分がある。和文の語句の区切りに使う場合は全角、欧文の区切りに使う場合、分数に使う場合は二分ないし三分のものを使う。全角はダイヤゴナール(diagonal)、二分はスラッシュ(slush)、三分のものはソリダス(solidus)と言う。 |
斜体 |
写植機の変形レンズの操作により、字形を右肩上がり、左肩上がりに変化させること。電算植字の場合はスラントと言う。 |
シャドウ文字 |
影文字と同じ。 |
集版 |
フィルム状の台紙や分解などを指定に従って各色ごとの一枚のフィルムにまとめること。通常、製版とかレタッチと言っているのはこの作業及び作業者のことを指している。オフセット印刷では、ネガの各材料を製版フィルムに焼き込んでポジフィルム(原版)にすることが多い。 |
縮尺 |
組版・製版で図版、写真などの拡大・縮小の比率、%表示が理想的である。天地あるいは左右○・に拡大、縮小などと記す。または、地図・図面などで比率を示すためのスケールを言う。 |
出稿 |
整理・指定の終わった原稿を印刷所(組版所)に渡すこと。 |
出力 |
コンピュータの中央演算処理・記憶装置から、目にみえる具体的なかたちに変換し、外部にデータを取り出すこと。電算写植では、紙にプリント、印画紙の場合は文字などを露光させる。 |
出力機 |
電算植字、DTPなどで編集処理したデータを印字するシステム。紙への出力はレーザ方式が多く、システムに搭載しているフォントをデータから呼び出してラスタ式で出力する。普通紙・印画紙・フィルム出力などがあり、さらにオンデマンド印刷による出力、CTPと呼ばれるダイレクト刷版など、多様な出力機がある。 |
ショートカット(Shortcuts) |
何題階かの操作を1つの操作で行なえる機能。マウス操作をキーボードで代用するキーボードショートカットを指す場合が多い。ナウユーティリティのナウメニューで簡単にショートカットを割り当てることができる。 |
商用記号 |
商取り引きに関する記号の総称。ドル($)、セント(¢)、ポンド(£)、円(¥)などの貨幣記号。アットマーク:単価(@)、アカウント:勘定(a/c)などの符号。 |
省略符 |
語句・文字などを省略したことを示す符号。――、。欧文ではピリオドを三分アキで並べる(...)。 |
緒言 |
前書き、はしがき。ちょげんとも言う。 |
初校 |
発注者に指定通り印刷物ができあがっているか、最初に出校する校正刷り。初校の赤字を訂正した後、再度出校することを再校と言う。 |
シルク(SYLK) |
Symbolik Link Formatの略。表計算ソフトで使われるフォーマットのひとつ。種類の違う表計算ソフト間でのデータ交換に使われる。表形式のままデータを保存するため、表計算ソフトのデータ交換ではもっともよく使われる。 |
字送り |
写真植字・電算植字において、文字と文字の間を空ける量。仮想ボディの基準点を移動させて次の位置に印字するため、移動量とも言う。 |
字下げ |
文字組版で、文章の書き出し、改行の行頭、箇条書きの折り返し、数式など標準字詰めより下げて組むこと。改行の行頭は一字下げが普通である。インデント。 |
JISコード |
日本工業規格JISにより定められた文字コード。英数についてはASCIIに準拠しているが、¥マークや1バイト半角のカタカナ等を追加し、2バイト全角のひらがなやカタカナ、漢字などを規格化している。 |
字面(じづら) |
印刷された、もしくは印字された文字の見た目の大きさなど。 |
Zip |
Iomega社が開発した磁気ディスク。100Mbyteの容量を持ち、極めて高速なデータ転送時間性能を持っている。装置、ディスクともに安価なのも魅力である。 |
字詰め |
組版の際、一行に収容される文字数。和文の場合、文字の大きさが正方形(仮想ボディ)であることから、一行何文字と指定が出来る。欧文はそれぞれ文字の幅(セット)が異なっていて文字数では設定が出来ないためにem(エム・全角)数で表わす。 |
自動現像機 |
ひとつの機械の中で、現像・定着・水洗・乾燥までを行なう現像機。単体の物や、撮影・出力部と一緒になったものまで様々である。通称「自現」。 |
字取り |
字取り組。電算植字で指定された行長に合せて、自動的に字間を均等に割り振る方法。 |
字取り組 |
見出し・柱・表組などで固定された長さに一定倍数に字間をあけて組み込む様式。9字取り・7字取り・5字取りなど奇数の倍数をとると言う慣習がある。 |
地紋(じもん) |
紙の地に刷りだした模様。 |
Java |
Sun Microsystemsが開発したオブジェクト指向プログラム言語。機械やOSに依存しないプログラムの開発ができることが特長、またJava言語ネットワークに対応しているのでインターネットのホームページ中にアプレット(Java言語で作成したミニサイズのプログラム)をタグとして埋め込めばHot Javaと呼ばれるWWWブラウザで実行することができる。プログラムサイズが極めて小さいのでネットワーク上でプログラムを実行するのに適している。 |
順目 |
本の背に対して紙の繊維の流れが平行になっていること。本が開きやすく、紙の目にそって折りやすい。 |
上質紙 |
化学パルプ100%を原料とし、非塗工紙中ではもっとも白色度が高く印刷効果も良い紙で、高級書籍の本文紙や見返し、表紙、情報紙、事務用品等に用いられる他、塗工紙のベースとしても使用される。 |
序文 |
著者が刊行動機・目的・経過・協力者への謝意などをまとめた巻頭の文章。緒言。 |
字割れ |
表組などを組む時、各行・各欄の字取りを決めること。最大字数の行を基準として、体裁よく収まるように設定する。 |
ジャスティフィケーション |
1行の長さを決め、文字・語句をそのなかに均等に納める文字組の方法。欧文組版で重視される組方式のひとつ。 |