歯(は) |
写植における移動量の単位。字送り・行送りに使われる。1歯=0.25・=1級である。移動の単位としての歯だが、手動写植機に付いている歯車のピッチが一個動くと0.25・移動して印字されるところから生まれた用語である。略してHとも記す。 |
ハイパーテキスト(Hyper Text) |
画面に表示された文章や絵を索引として、複数のテキスト同士を関連付けたりリンクして呼出したりして、ひとまとまりのものとして表現するデータベース。
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ハイライト(Highlight) |
階調原稿(写真・絵画)などのもっとも明るく、濃度の低い部分。印刷物では最小網点の部分、紙の白さで表現する。 |
ハイライト版 |
写真やイラスト・マンガ原稿で、ハイライト部分をとばしてコントラストを強めにコントロールした版にすること。イラストなどが描かれた用紙の調子などをなくし、描かれたイラストのみが製版できるようにすること。スキャナでハイライトドロップアウトを効かせて、任意の網点%以下の濃度をとばして作成する方法などがある。 |
歯送り |
写植の基準点の移動量。手動の写真植字機は組み込まれている基本歯車の1歯(0.25mm)を基準として送り量を設定したことからの語源である。この歯送りをゲージにして作られたフィルムのシートを歯送り表と言う。 |
箔押し |
本製本の表紙・背などの上に箔を乗せ、金版(かなばん)で加熱・加圧して、文字や模様を型押しすること。箔などを乗せずに型だけ押すことを「空押し」と言う。 |
端書(はしがき) |
序言・序文・緒言・前書きと同義。 |
柱 |
書籍・雑誌の各ページに記載された書名・章名・節名などの見出し。偶数奇数両ページに入れる両柱(りょうばしら)、奇数ページのみにいれる片柱(かたはしら)とがある。 |